
26系統霧多布線 くしろバス本社―釧路駅―厚岸営業所―琵琶瀬展望台―霧多布温泉ゆうゆ [くしろバス]
北海道も道東までくると更に北海道らしさを感じる。雪の積雪量は比較的少ないが、風は強く寒さは厳しさを増す。
釧路駅前から26系統霧多布線に乗車すると、先ずは市内を一周する。市内を抜けると国道44号線を西へ。民家もなくなり、のどかな牧場眺め家畜の白く吐く息は北海道の寒さの厳しさ、ここで生活する人たちとともに生き抜く動物の活気ある姿がうかがえる。
湿原を飽きるほど眺めると、やがて見えてくるのが青い海、そして久々に町が見えてくる。これが厚岸。一旦町中へ入り込んで駅前の営業所で時間調整。国道44号から分離して海岸線を行く。右に太平洋、左に厚岸湖、藻散布沼、火散布沼などを眺めると霧多布湿原を一望できる琵琶瀬となる。
この琵琶背過ぎて地平線と水平線を一度に見ることができる。左に湿原右は太平洋の贅沢な車窓を受けて浜中の町に。町を貫き急坂上ると港が一望できる丘の上にたどり着く。街の人たちの憩いの場所でもある霧多布温泉ゆうゆに到着。日帰り温泉が体を温めるが、外へ出ると露天風呂もある。風強い氷点下から熱いお湯につかるのは快感。