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日本バス友の会全国支部合同例会2024報告

2024年10月19日(土)に、恒例の関西支部がホストとなり、日本バス友の会全国支部合同例会2024を開催いたしました。

今回の第一部のアクティビティは、日本で最初の水陸両用バスの「大阪ダックツアー」を会員4名の参加で楽しみました。

いすゞのトラックをベースに1億円をかけて製造された、日本水陸観光のツアーバスで水と陸を存分に満喫しました。日本初の水陸両用車ならではの新感覚の興奮と感動ツアーは 車高3.7mから観るひと味違う大阪の街並や観光名所を颯爽と風を受けて陸上走行。

大川の川面からのとっておきの水都大阪の景観も心安らぐひとときを奏でました。水と陸を一気に満喫できるツアーで窓がない開放的な空間で風を受け、雨も入り込み、道行く人々の熱い視線を集めながら走行し、大川にスプラッシュイン する瞬間はドキドキ&迫力満点で、満席の車内の歓声とともに水しぶきが飛び散る光景は最高の盛り上がりです。この新感覚の興奮はいつまでも心に刻み込まれる事でしょう。大阪弁のガイドさんによるウンチクたっぷりの案内やユニークなトークを楽しみながら笑いたっぷりの大阪の魅力を体感したツアーでした。

第二部の懇親会は、会員8名の参加となり、大阪では有名な安くてうまい大起水産の握りずし、阪神名物のイカ焼きなど浪速の味も楽しみながら、バス談議に花が咲きました。

参加メンバーから、「友人に入会を勧めようと思っても情報過多のいま、会費を払ってバス友の会に入会するメリットは何があるのか?」などの問いかけもあり、高島会長から「バス友の会創設をした40年余り前は、バス友の会のバスロードが唯一の情報源であったが昨今はバスの専門雑誌もインターネットもあり、情報源としての魅力が欠けているのは否めない。しかし、バス友の会に入会して何ができるのか何をやりたいのかなど色々な提案もしてもらえるとありがたい」という発言や、中尾関西支部長からも、「バス友の会に求めるのではなく、バス友の会の会員だから何ができるのかという発想も大切である」という発信もありました。

恒例のオークションは、浅野東海支部長の音頭で、バスグッズなど中心に魅力的なもの、レアなものの出品があり、全品落札、売り上げのすべてと、皆さんの寄付金も含めて高島会長にバス友の会への寄付金として託し、来年の再会を誓いお開きとなりました。

関西支部長 中尾晋也

写真1:ダックツアーの水陸両用車

写真2:ダックツアー参加の会員4名

写真3:ダックツアーのドライバーと名調子のガイドの大阪のおばちゃん

写真4:例会参加会員8名

写真5:寄付金を受け取る高島会長

78 エメラルドの海わたって、池間島

宮古島市役所(宮古島)―平良―島尻―港漁港前(池間島)八千代バス

沖縄の離島は近年橋によってつながり生活に便利な島が増えてきた。

この池間島は宮古島とつながり路線バスもやってくるようになった。

宮古島は本土返還時には五事業者があったが、各社島の玄関口の平良港近くでそれぞれターミナルが存在し、それぞれ平良とバス停名を銘打ってお互い連絡することもなく運行されてきた。地元の人にはそれで困ることないが観光等には不向きであったし、そのころ県外利用者もあまり利用しなかった。その後八千代バス以外は統合され宮古共栄バスが島全体に路線網を持つようになった。もう一社八千代バスは貸切車を増車して主に観光バス中心として観光客乗せて島内観光に貢献するようになったが、路線は一路線のみ存在し、その一路線が池間大橋完成に付き延長され、池間島島民の足として貢献している。

今では伊良部島とも橋でつながり、伊良部島唯一の共和バスも宮古島入りして、この3社は宮古市役所移転と同時に、路線起点は全て市役所ターミナルからとなり、観光路線も加わり3社が顔を合わせるようになった。

2024年本部バスツアーのご案内(終了)

【都営バス100周年】
都営交通いすゞガーラ観光バスでゆく ~都営バス最長路線(梅70)と最高地点(梅76)を訪ねる

○ツアー内容

都営バスは今年1月に100周年を迎えましたが、日本バス友の会ではそれを記念して都営バスをテーマにしたバスツアーを実施いたします。東京都交通局にわずか3台しかないいすゞガーラ・リフト付き大型観光バスを使って青梅支所を訪ねます。

青梅の市街地のはずれにある青梅支所は青梅市内を縦横に走る様々な路線に加え、都営バス最長路線(梅70系統)も所管しています。他の車庫とは異なり、車両は中乗り前降りの区間制運賃となっているのが特徴です。

昭和24年には多摩地域の振興政策によって都区内と青梅を結ぶ長距離路線が開設されましたが、その歴史的背景を探りながら、他社の吉野・上成木線を代替え運行して路線を維持するなど青梅支所が担ってきた役割も探って行きます。

「神奈川バス資料保存会」発行の資料を事務局で販売します

神奈川バス資料保存会を主宰する柿澤仁氏は、古いバスの写真(特に30年以上前)が次々と消えていく現状を知り、何とか写真集の形で多くの人に見て貰えれば、という信念のもと自費出版で写真集の発行を続けています。

日本バス友の会は、こうした柿澤氏の考えに賛同し、保存している多くの写真を提供し各種写真集の発行を側面から応援しています。

写真集は事務局経由で購入できます。

神奈川バス資料保存会発行の書籍を一部ご紹介 2024.02

神奈川バス資料保存会を主宰する柿澤仁氏は、古いバスの写真(特に30年以上前)が次々と消えていく現状を知り、何とか写真集の形で多くの人に見て貰えれば、という信念のもと自費出版で写真集の発行を続けています。日本バス友の会は、こうした柿澤氏の考えに賛同し、保存している多くの写真を提供し各種写真集の発行を側面から応援しています。

今回一覧表に載せた写真集はその一部ですが、多くの会員から提供された写真が掲載されています。古いバスの写真を残すため、自費出版を続ける柿澤氏の行動に対し、私たちは書籍の購入という形で支援していきませんか!是非、ご購入下さい。

  1. №34 町田多万夫ライブラリー  カラー1970年代 日本のバス ①九州編 A4版44P 1200円 ★今回は九州編ですが、次回の東北編に続き関東編など日本全国が出版される予定です。
    ●町田多万夫氏プロフィール
    4年前に亡くなった町田氏は、1970年頃から1980年代にかけて全国を旅しバスの写真を撮って来ました。約4000枚の写真は全てがポジフイルムで、1枚づつマウントされ撮影場所や日付が記載されています。写真は地方や県ごとに分類されポジ専用アルバムに収納されています。
    町田氏は顧問の城谷氏と40年来のお付き合いがあり、その関係から亡くなる10数年前にすべての写真を友の会に寄贈して頂きました。ポジは小さく見にくい為、資料室での展示・公開はしていませんが、柿澤氏の取り組み姿勢に賛同し写真を提供しています。
  2. №39 1970・1980年代の相模鉄道バス A4版96P 3000円 昨年東京に乗り入れた相模鉄道は脚光をあびていますが、そのバス部門の過去を追います。
  3. №37 懐かしのローカル市町村営バス 東日本編 A4版42P 2000円
    今は無き町村営バスが多数登場します。町田氏、戸塚氏の写真が一部使用されています。
  4. №36 いにしえの国鉄バス 前編 A4版220P 4000円
    昭和30年前半からの貴重な白黒写真が満載ですが、一部カラー化写真があります。
  5. №35 都心の足都営ミニバス A4版40P 1000円
    1974年、東京駅から官庁街を走るミニバスは僅か9年半で姿を消した。町田氏の写真も使用。
  6. №32 写真で見る川崎のバス車体史 A4版160P 3000円
    前号のバスロードでも紹介したが、元川重社員のK氏より寄贈されたフイルムを使用。
  7. №27 私の新宿駅西口バス観察 A4版160P 3000円
    1980年~1996年迄の新宿駅西口に入ってくる路線バスや高速バスを撮影した写真集。
  8. №21 江若交通のボンネットバス A4版72P 1200円
  9. №20 川崎丸形ボディーって何ぞや? A4版80P 2000円

●送料について:送料は何冊ご注文されても370円です。レターパックで発送します。

2024.05.12掲載

東北支部 JRバス乗車ツアー開催しました

2022年 1月10日 (宮城県仙台市)

東北支部では1月10日、東北支部新春バス乗車例会として支部長を含む3名でJRバス東北の仙台駅東口発着の定期観光バス「仙台お散歩号(午前便)」・「松島お散歩号(午後便)」の乗車例会を開催致しました。

どちらも乗客は私達を含む数名のみでしたが天気にも恵まれ久しぶりのバスの旅を楽しみました。

東北支部では、4月以降にJRバス東北の仙台駅東口発着の定期観光バス「仙台お散歩号(午前便)」・「松島お散歩号」へエアロキング運用復活後に新たに「エアロキング乗車例会」を計画致しております。詳細が決まり次第、再度お知らせ致します。⚠ エアロキングは、2021年12月1日~2022年3月末日頃まで冬季運休となり、この期間中は中型バス運用となっております。
⚠ 新型コロナウイルス感染症や定期観光バスの運行状況次第での開催可否決定となりますので予めご了承下さい。

東海支部10月度 豊橋例会開催

2019年10月 5日(土) (愛知県豊橋市)

2019年12月15日(日)に日本バス友の会九州支部はボンネットバスツアーを実施しました。当初は8月末に予定していましたが、大雨の影響で予定していたコースが通行止となり開催断念、行程を一部変更の上、年末ぎりぎりでの開催に漕ぎ着けました。(九州支部長)
2020-01-23 掲載

東海支部7月度 名古屋例会開催

2019年7月27日(土) (名古屋市)

日本バス友の会東海支部では、上記期日に名古屋駅近くの公共施設で例会を開催致しました。

例会後、会場近くの飲食店で懇親会を開催しました。

10月例会は豊橋市にて開催予定です。[東海支部長]

東北支部 「気仙沼線BRT乗車・撮影例会」を開催しました

2019年6月16日(日) (仙台市ほか)

6月16日(日)に仙台市内在住会員2名と山形市内在住会員の3名でJR仙台駅に集合し、気仙沼線BRTの始発駅となる柳津駅までJR東北本線→石巻線→気仙沼線と乗り継いで 移動しました。

柳津駅より気仙沼線BRTへ乗車し、気仙沼まで向かいました。気仙沼線BRTは、先の東日本大震災で被災し現在も不通となっているJR気仙沼線の線路跡を専用道とし一部区間を一般道を走り前谷地~気仙沼間を約2時間30分で結びます。

気仙沼駅到着後、気仙沼港近くにある気仙沼おさかな市場内の海鮮レストランへ徒歩で途中、気仙沼を走る路線バス・高速バスを撮影しながら向かい昼食は、刺身定食・気仙沼ホルモンを食べ再び徒歩で気仙沼駅へ戻り、JR大船渡線で一ノ関駅へ移動しました

一ノ関駅周辺で路線バス・高速バスの撮影などをして一ノ関駅より一ノ関→JR東北本線→小牛田→JR東北本線→仙台というルートで仙台へ戻り解散致しました。

次回の東北支部の例会予定は、9月か10月頃にるーぷる仙台一日乗車券を利用したるーぷる仙台の乗車例会と座談会(バスに関する情報交換などをしながら楽しむ飲み会)を二部構成で行う予定です。

東北支部の例会は、東北支部会員に限らず他支部会員の参加も大歓迎です。皆様のご参加を東北支部会員一同、心よりお待ち致しております。今後は、他支部との交流を深めるための合同例会等の企画を考えております。他支部で「仙台で東北支部と合同例会をやってみたい」等という支部がありましたら本部事務局へお問い合わせください。[東北支部長]