風景編 PART16」カテゴリーアーカイブ

78 エメラルドの海わたって、池間島

宮古島市役所(宮古島)―平良―島尻―港漁港前(池間島)八千代バス

沖縄の離島は近年橋によってつながり生活に便利な島が増えてきた。

この池間島は宮古島とつながり路線バスもやってくるようになった。

宮古島は本土返還時には五事業者があったが、各社島の玄関口の平良港近くでそれぞれターミナルが存在し、それぞれ平良とバス停名を銘打ってお互い連絡することもなく運行されてきた。地元の人にはそれで困ることないが観光等には不向きであったし、そのころ県外利用者もあまり利用しなかった。その後八千代バス以外は統合され宮古共栄バスが島全体に路線網を持つようになった。もう一社八千代バスは貸切車を増車して主に観光バス中心として観光客乗せて島内観光に貢献するようになったが、路線は一路線のみ存在し、その一路線が池間大橋完成に付き延長され、池間島島民の足として貢献している。

今では伊良部島とも橋でつながり、伊良部島唯一の共和バスも宮古島入りして、この3社は宮古市役所移転と同時に、路線起点は全て市役所ターミナルからとなり、観光路線も加わり3社が顔を合わせるようになった。

77 桜の下の待機所

松戸駅東口~市立東松戸病院 [松戸新京成バス]

市立東松戸病院は、東京のベッドタウン千葉県松戸市における医療の中核を担う施設のひとつ。JR常磐線松戸駅から病院の玄関前までを松戸新京成バスの路線が結んでいる。

折返しの間合い時間などに使用する待機所は、病院の玄関前を避けてロータリーの向かい側に設けられている。その脇には桜の樹があり、開花する時期には桜のすぐ近くで待機することになる。

外来・入院の両方で地域の医療を支えてきたこの病院も2023年度限りで閉院となる。それにともない、このバス路線も3月31日の運行を最後に廃止となる。昨年は関東地方の桜の開花が早く、3月中に満開を迎えた。今年は昨年よりかなり開花が遅くなっている。そのため、この場所での満開の桜とバスの組合わせは昨年が見納めとなってしまった様である。(fuku)

76 時代は明治に戻って、車窓からも歩き回っても明治

明治村村内 [博物館明治村]

場所は愛知県犬山市にある博物館明治村 明治時代の建物を数多く保存してあり、時代劇等のテレビによく登場する。敷地内は広く移動も大変。そこで明治時代の汽車や市内電車が活躍している。そしてバスも登場した。残念なことにバスに関しては当時のものではなく、レプリカとして再現し敷地内を走行している。バスだけあって細かく、バス停があって停車場所が多く利用する人も多い。

1000本近くある桜の木、春は村内至る所がピンク色に染まるが、卒業、入学を記念して訪れる学生も多いが今年は桜満開のタイミングが難しそう。

明治時代の建物の中を走り行くのであるから、それとマッチしているバスとのコラボ写真数多く撮影できることだろう。

あくまでも公道ではなく村内の入村者が堂々と歩く中、人の歩く中を避けて走行することは、ドライバーの神経は相当大変。もちろん、そのような場所なので速度はいたってゆっくり。そのゆっくり利用してスナップ写真撮影も、車窓からの明治時代をしのんでの眺めも楽しめる。

アプローチは名鉄電車の他、名古屋から直通バスも運行されている。名鉄バスセンター発で栄以外、数カ所に停車してこちらも乗車が楽しめる。