
城辺バスセンター―樫月下(かしづきした)[宇和島自動車]
城辺の路線バス拠点、城辺バスセンターを発車すると一旦役場を過ぎて南宇和病院へ立ち
寄る。そして僧都川渡るとショッピング街が集中している町で一番賑やかな人通り多い中を突き抜けて左折して再び僧都川を渡り南下する。集落過ぎると山間の中へ上り勾配がきつそう、登り切ると宿毛湾を一望できる。
愛媛大学によるカツオやマグロの養殖が盛ん。今度は坂を下りると点在する集落が見えてくる。道路は崖と海の間に通している、道路は集落を結ぶためバスを通すため、そして集落の先が終点となる。ここには商店はなく急坂続きでたどり着くので自転車で町まで出ることもなくバスが生活の足となる。
再び折り返し便に乗ると待つ人いないバス停で停車。常連2人が乗るはずだと運転士さんは語るが案の定、後ろから走って来た。その先も常連が何組か乗って来て狭きマイクロバスの車内はいつもの変わらぬ世間話で花が咲いていた。
城辺は同社老舗の夜行バスうわじま号に乗ると終点が城辺。宇和島を過ぎるとこちらも途中静かな内海を右手に暫く眺められる。
写真:広き海辺をポツンと一台のバスが行く。場所は愛媛県の最南部、愛南町。