
銀河鉄道株式会社
レトロなバスには静かな田園地帯を走る姿がよく似合う。
東京都西部で貸切バス、路線バスを運行する銀河鉄道にレトロな観光バス、日野K-RC701Pが在籍している。
元草軽観光バスで当時の塗装をしていたが、今では国際観光の塗装に変更されている。ハンドルを握る乗務員は元々同社に在籍したことがあり、同型車両の使用経験ある運転士が担当することが多い。
撮影場所は、筑波山の麓、茨城県郊外。この日はテレビ撮影に東京からやってきたが、貸切バスなので誰もが貸し切っての運行が可能。観光地に駐車すれば、他社の乗務員などが懐かしそうに眺めに来て、大切に保有していることに皆、頭を下げている。ただし年式に対して非冷房車であることは、高原を走行していたので冷房は搭載されていなかったのだろう。暑いことは間違いないが、初夏のレジャー、夏真っ盛りでも緑多き避暑地へのお出かけには、窓いっぱいにあけて涼風あびて、一昔前のバス旅を堪能できる。
ほかにも観光地でなく毎日利用する生活路線にもレトロな車両が導入できないだろうか。可能なら駅前で毎日見ることができる。