
下関駅―豊田湖―俵山温泉―青海島(大泊) サンデン交通
本州最西端下関市。山口県の瀬戸内側はどこも工業都市でにぎやかだが、下関駅前で見ると行きかう朝の路線バスの姿は特に活気づいている。
その中で日本海側へ山々を貫いて運行する青海島の大泊行き路線バスに乗車する。右手に関門海峡と対岸の九州を眺め唐戸バス停、そして御裳川では地元客に交じって乗っていた観光客が下車していった。
小月から北上して木屋川沿いに進む。ホタルの里の看板を目にするがここはゲンジボタルの発生地もいくつか沿線に存在する。神秘的な豊田湖を眺め俵山温泉で小休止。チェックアウトした宿泊客が乗ってきた。
もうひと山越えると長門市となる。萩からやってきた路線バスと合流して市街地を過ぎると日本海が出迎える。遊覧船乗り場は特ににぎやか。次の漁協市場を過ぎると萩便は終点となる。
こちらは青海島入りするため青海大橋を渡る。わたり終えると終点大泊となる。
大型のAT車がスイスイと峠越えをするが写真のように区間便中心に中型車も運用に入る。この絶景は2時間40分の長旅のラストとなる青海大橋。