


近鉄バスが、昨年の7月10日より2階建オープンデッキバスの運行を開始した。
コースは近鉄高速バスセンターを起終点として、大阪城、道頓堀、通天閣、あべのハルカスなど大阪市内の約19kmを、約1時間20分で巡る定期観光バスとなっている。1日4便で毎日運行しており、定員は42名、運賃は、大人2,000円、小人1,000円となっている。
車両は三菱ふそうのエアロキング、ダブルデッカーを改造して使用している。改造費は約2,300万円、ダブルデッカーなので、全高も3.74mと高く眺めは抜群である。バスガイドが添乗しており、観光案内を行い、英語、中国語、韓国語の多言語ガイドシステムも用意されている。これは富士ゼロックスが提供する、GPSと専用ポータブル端末を連携させた「観光音声ガイドサービス」というガイドシステムである。運行するバスの位置情報に合わせて、あらかじめ登録された観光スポットの紹介を行う。